エイズとは

後天性免疫不全症候群•エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によっておこります。世界中で猛威をふるい、現在もっともおそれられている病気のひとつです。日本でも年々患者は増えています。
エイズに感染すると、本来人間がもっている免疫力が破壊されるため、病気に対する抵抗力が極端に落ちてしまいます。そのためさまざまな病気にかかり、最後には死に至ります。
エイズは、血液や精液、膣分泌液を媒介にして感染します。ちょっと前までは、麻薬中毒患者や男性同性愛者がかかる特殊な病気だと思われていましたが、最近はふつうの男女間セックスでの感染が増え、身近な病気となりました。
感染してもすぐ発病するわけではありません。ふつうは2~5年くらいの潜伏期を経て発病します。発病すると、発熱、強い疲労感、倦怠感、下痢、体重の減少などの症状が出ます。病気が進行すると、エィズ特有のカリニ肺炎や皮膚がんの一種であるカポジ肉腫、エィズ痴呆などにかかり、死に至ります。
現在では決定的な治療法はありませんが、予防はできます。次のようなことに注意しましょう。
•不特定多数の人とセックスはしない。
•コンド—ムを使う。
•アナルセックス、フェラチオ、オーラルセックスなどは避ける。
•傷口に触れない。
•カミソリや歯ブラシを共有しない。